白黒日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

割烹 まとの

お茶をした後は友人達が待つ場所へ移動。
どんよりした曇り空ながら先程まで降り続いてた雨は止んでいました。
買い物を済ませ祇園に戻り、
八坂神社から伸びる下川原道をのんびり歩き路地へ一歩足を踏み入れますと、
この界隈は名の通ったお店も多く名店が軒を連ね、
正直僕には縁のない場所なんですが、友人達と一緒なので心強い(笑
外観  外観
ぼんやりと浮かぶお店の名の入った足元行灯が情緒を醸し出し、
白い暖簾から見える狭い間口、そして水打ちされた石畳が続きます。
割烹まとの
靴を脱ぎ入り口、左手にある和室に通され落ちつことに。
小さなお庭もライトアップされ、凛とした空間ですが個室なのでリラックスできますね。
部屋から見えるお庭  お茶
お茶を啜り、落ち着いたところでエビスと自家製梅酒で乾杯です。
僕はその後、京都の地酒である富翁 大吟醸純米 吟凛をお願いしました。
僕は冷酒でスタートです…  柿・とうきび・どんぶり・白和え
先付けはイクラが供された白和え
中には柿、とうもろこし・とんぶりが和えてあります。
旬のイクラに柿の食感も良く素材の味わいを残した甘さがとても上品で奥深い美味しさ。
最初の一品でぐっと身体に何かを訴えるかのようなお味で後から出る料理に期待が膨らみます。
椀物(胡麻豆腐と巻き湯葉の白味噌仕立て)
椀物 
胡麻豆腐と巻き湯葉の白味噌仕立て
牛蒡も入り優しい定番の味わいと思いきや、振り柚子がアクセントになり
ぐっと味が引き締まっています。

八寸
大きな銀杏・梨の寒天・笹の葉の中は鯛の昆布〆寿司
小芋の中に大徳寺納豆が入った、きぬがつじ。(間違ってたらごめんなさい)
砂糖漬けした青柚子を甘く煮込んだ源氏柚子。
八寸(琵琶鰉(ひがい)・梨寒天・源氏柚子・鯛の昆布〆寿司・)  鯛の昆布〆寿司
輪切りした面が紋所の源氏車に似ているのでこの名称が付いたそうです。
中でも興味深かったのが初めていただいた琵琶鰉(ひがい)
鯉科に属しますがサイズから見ると稚魚なのかな?
女将に質問すると明治時代に近江より皇室に食用として献上され、明治天皇がこの魚をとても気に入られ、
この魚に漢字の名前がなかったことから、陛下からこの名前を賜ったということです。
お味の方は山椒でしっかりと炊かれ繊細さは解りかね、可もなく不もなく。
ですが、お話を聞いて貴重な食材のような気がして有り難く戴きました…
土瓶  鱧・松茸の土瓶蒸し
続いて、鱧と松茸の土瓶蒸し
国産ではないでしょうが蓋を開けると華やかな薫りと
たっぷりと入った松茸と綺麗に花が咲いた名残の鱧。
すっきりとしたお出汁で味わい深く前日食べた物とは溜息が出るほど違いました…

向付けには、一仕事された鰆の焼き霜と皮を炙ったお造りに、
いさき・ねっとりと舌に絡むモンゴウイカ、車海老は軽く湯霜され氷水で締められたもので、
食感も宜しく甘さが引き立つ丁寧なお仕事にニンマリ。
そして初めて聞く、キツネ鰹なる造り。
向付け(車海老・狐鰹・モンゴウ烏賊・鰆の焼き霜&皮炙り)
正式名は歯鰹というらしく名の通り鋭い歯が特徴で顔つきも狐に似てるとか。
鮮度が良いほど味は増すそうで特徴ある鰹の匂いはなく、
身はこちらも舌に吸いつくように柔らかく脂のノリ具合が素敵な鰹でした。
水前寺海苔や青ずいき、大葉、ツルムラサキなどの薬味も食材に合わせて戴ける心遣い。

当初、女将よりお時間は大丈夫ですかとの声掛けでしたので、ゆっくりお願いしますとお話したもの、
配膳のペースがかなり早く、抑えてもらいました。
焼き物(琵琶湖産 鮎・らっきょの唐住塗し・栗・薩摩芋)
焼き物には琵琶湖産の落ち鮎
お腹から卵が溢れる程、パンパン状態。
付け合わせには、らっきょにからすみをたっぷりと塗したもの。
お酒が進みまくります…(汗
ホクホクの栗、薩摩芋は一度焼いてから煮たもので甘味たっぷりです。
蒸物(蕪の茶巾しぼり・銀杏・赤蒟蒻・麩・菊菜の吉野葛掛け)
蒸し物には、たっぷり掛けられた吉野葛の中に、
蕪の茶巾しぼり・なんきん・赤蒟蒻・麩・菊菜が入ったもの。
とろ〜っと葛の優しい口当たりにほっこりする味わいで落ち着きますね。
いつもなら日本酒を何種か試していますが、この日は六種ある冷酒から京都の地酒で通しました。
揚物(車海老の頭・万願寺・カマスの紫蘇巻き・小芋の鰈巻き・)  酢の物(鱧の皮・さかもと菊・白ずいき・錦糸瓜・もずく・茄子の甘酢)
揚げ物はお造りで出された車海老の頭に、かますの紫蘇巻き・万願寺唐辛子・里芋の鰈巻き、
面白かったのが団子状で揚げられた、豆乳とホワイトソースを丸めた物にニッキで味付けしたもです。
どれも丁寧に、一仕事され種類豊富な揚げ物は、食感・味わいと十分に愉しませてくれました。
酢物には、さかもと菊・白ずいき・錦糸瓜・もずく・茄子の甘酢に鱧の皮。
食事は趣あるお釜で運ばれてきます。
鱧・鯛のつけ焼き・松茸ご飯に香の物に赤出汁。
嬉しいサプライズもあったり。
食事 鱧・鯛のつけ焼きと松茸ご飯 香り物
水物には熟した赤肉メロン、みかんゼリー・梅と大徳寺納豆と柚子を合わせた水羊羹に
紫芋と青紫蘇の二種のシャーベット。
〆のデザートはたっぷりと食べ応え満点。
今回は真ん中の12000円のコースでした。
水の物(赤肉メロン・蜜柑ゼリー・水羊羹・2種のシャーベット)
丁寧なサービスでどのお皿も一手間掛けられ、流れのある料理内容で満足出来ました。
使用人数ごとに対応した広さがある個室が数室あるようで使い勝手も良いですね。

お会計を済ませ女将・御主人から丁寧な見送りをして貰い素敵な夜の食事が愉しめたので、
機会がありましたら、カウンター席で戴いみたいと思います。
  1. 2010/11/25(木) 00:00:00|
  2. 『喰いもん』
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<自家焙煎 王田珈琲専門店 | ホーム | ますたに 今出川店>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ryu71.blog23.fc2.com/tb.php/1515-1dd91bf5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

りゅ

Author:りゅ
食べ歩いた記憶と記録。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。