白黒日記

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草喰 なかひがし 後篇

野菜や山菜も好きですが、普段は肉食系男子の自分には
正直なところ、満足得ない内容のようですが嬉しい誤算が続きます(笑
椀物 鯖の馴れ寿司 炊き合わせ(筍・いたどり・白菜)
椀物が続きますが開けてみると椎茸の柔らかい香りが。
恋の季節とか、なんとか言ってましたが詳細は忘れちゃいました…
大ぶりな天然椎茸・蕪・こしあぶら、柚子の小粒に、恋ではなくて鯉が使われています(笑
とても上品なお出汁は先ほどまで食べた葉物の薫り・味わいとは全く異なり淡い洗練された美味しさでした。

鯖の熟れ寿司は去年の5月に漬けられたもの。
付け合わせにじくミョウガに大根の花、大根を寒天にしたものが添えられて、
ナイアガラ種の甘いこってりワインで。
まずはそのまま、少しだけ齧ると芳醇な膨らみが、喉を通り抜けても余韻が残ります。
添えられたワインとも大吟醸の冷酒とにもマリアージュが存分に楽しめました。
これには感激で唸り声が出そうでした(笑
お隣の馴染みさんも通った中で今年が1番の漬かり按配と喜んで御主人にも大絶賛。
通われてるから解る喜びですね。

続いて煮物は山椒の花がたっぷりと散らされた中に、
しゃりしゃりの筍・白菜の葉・シャキシャキのいたどりが。
清々しい薫りの花山椒が好印象の一皿ですーっと鼻腔をすり抜け心地よいです。
アルデンテ!!(お米の煮え端)  くじのたたき(清見オレンジのジュレ)
そして名物のお米のアルデンテこと煮え端(にえばな)が。
芯が残り、米から白飯に変わる瞬間で甘い香りが口に残ります。
これもまた粋な演出ですね。

左右に耳のような形の取っ手のある楕円形の浅い容器は耳坏(じはい)と言うそうです。
その器には清見オレンジのジュレ仕立ての上にグジのたたき、黒いのは大徳寺納豆です。
大徳寺納豆が淡泊なグジに良い調味料代わりになり、酸味の効いたジュレにくぐらせてただきました。
残った清見オレンジのジュレは左右の耳を持ちズルっと啜ってお口直しにもなりますね。

と言いつつも、何も知識のない僕はお隣の馴染みさんに教えられ完食です(笑
物凄く親切な方でとても紳士。
話題も知識も豊富な方でして大阪、京都の食事情を教えてくれたり
お店を紹介してくれたりと嬉しいことずくめ。
話ベタな自分でしたが一緒に行った友人が社交的で橋渡し的存在になってくれ有り難いことです…(笑
天麩羅(たら芽・ここみ・野蒜・生筍) もろこ・いざお 
たらの芽・野蒜・生から揚げた筍・こごみの天麩羅は
サラサラの上品な衣でサックリ揚げられ軽い食感。
生から揚げた筍、美味しかった~

続くお皿には、琵琶湖の本もろこ・いさざの炊いた物が目の前に。
希少価値高い、本もろこは子持ちも入っていました。
身は十分に柔らかく、ほろりと口の中でほどけ、
かすかな苦みがまた良くてすこぶる上品で「琵琶湖の君姫」の由来はそこからだと。
踊り喰いで有名ないさざですが、こちらも初めて戴きました。
こちらも本山葵でいただきました。
炊き物(三つ葉・蕨・ほうれん草)
三つ葉と蕨・ほうれん草・椎茸の煮びたし
食感の違いも楽しめたほかに、野菜から溢れ出たお出汁が絶品です。
つい笑みが零れてしまいます(笑

御主人・女将さんの接客は素敵ですが板場の方も質問の受け答えも丁寧で温かみもあり
お店の中の雰囲気が優しい空気に包まれていました。
冷酒もお勧めを頼むと一合売りのところを半分にしてくれたりと嬉しいサービス。

おくどさんで炊かれた白飯のお供には香物と蕗の薹で和えた味噌、ひめかわとワカメ。
メインディッシュはめざし。
白飯にはたっぷりの花山椒が乗せられます。
これが恐るべし、ご飯がススム君(笑
甘いご飯にスーッと口に残る爽快な感覚はこの時期だけのお楽しみ。
メインのめざしも3種のお供も手をつけること出来ません。
勿論、お代りです(笑
筍とひめかわとワカメ・蕗の薹のの味噌和え・香物  華山椒かけご飯 フランス飯(汗
御主人の駄洒落に対応しながらおこげも戴きました(笑

水物は蓬豆腐のシャーベットの朝摘みの苺に文旦の実・皮のママレード添えです。
刺さっているのはつくしを乾燥させたもの。
ほろ苦さが蓬豆腐のまぁるい甘さに良いアクセントに。
番茶を飲みながら皆さんとお喋りタイム。

ダッチ珈琲まで出して戴けるんですね。
これは嬉しい誤算。
抽出した後、7時間ほど落ち着かせ提供してるそうです。
苦味はなくさらりと甘い口当たりで和食の後の珈琲には良い感じ。
添えられた菓子は黒糖の金平糖の中には蕎麦の実入りと、蘇という乳製品。
カッテージチーズっぽい印象です。
お話を聞いたら豆乳で言う湯葉の状態を乾燥させたものです。
古来からあるんだそうです。
水物(蓬豆腐シャーベット)  水だし珈琲
3時間以上のゆっくりとまったりと会話を楽しみながらの食事は
お隣に座られた馴染みさんのおかげで充実できたりと嬉しいサプライズ。
聞くところによると、初めてのお客さんにはお店の配慮もあり、自動的に隣に座るそうです(笑
それでも会話もない人も居るし、なかなか会話も弾むことは少ないようです…
次回の予約も取れましたがお昼は満席で半年後でした…
夜は若干、空きがあるようですが相変わらず予約が取れないのが良く解りました(汗
最後に馴染みの方、お店に挨拶を済ませまた会う約束を。
良い出会いに恵まれたと思います。

京料理とまた違う懐石調に野・草を戴く料理はとてもシンプルですが独創性も感じられる料理で、
けして田舎料理ではありません。
盛り付けも丁寧で美しさも感じられ、自然の恵みが体感できたお店でした。
肉食男子な自分でも満足できる内容でしたよ。

半年後のお昼はお酒は飲まずに日本一のお昼御飯を戴こうと思います!
  1. 2010/05/15(土) 00:00:13|
  2. 『喰いもん』
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